今年最後の桜
- 2014/4/23
- 森の生活
今日は、今年最後の桜の花見に行ってきました。標高差があるので順番に咲いていきますが、この桜並木が最後の花見、というのが毎年の恒例となっています。
花見のピークを終え、人が少ないとは言え、桜並木の写真を撮ろうとすると、のんびりクルマや人が通っていきます。待つこと数分、ようやく人もクルマもいない桜並木が撮れると思ったまさにその時、親子でしょうか、話ながらゆっくり私を通り過ぎていきました。
私は数分待ったので、苛つくかとも思ったのですが、なぜか苛つきませんでした。それは、このお二人が本当に桜を愛でていたからです。表情、声の抑揚、言葉、足取り、すべてからそれが伝わってきて、こちらまで微笑ましくなりました。
見ず知らずの通りすがりの出会いでしたが、愛は伝染する、ということを改めて実感できました。お二人さん、ありがとう。