50年ぶりの再会
- 2020/11/2
- 越後奥寂庵
11月1日付けの上越タウンジャーナルの記事に、えちごトキめき鉄道直江津駅に隣接する「直江津運転センター」に和歌山県から陸送されたD51(蒸気機関車)の写真が掲載されていました。この写真を観た時に50年前の映像がフラッシュバックしました。
小学生の時、中央西線に蒸気機関車の撮影に行った際、木曽福島機関区で出会ったのが、今回直江津に陸送されたD51 827号機だったのです。D51は1,115両製造されましたから、確率としては本当に稀なことです。まさか50年前に木曽福島駅で出会ったD51と、直江津で出会えるとは思ってもみませんでした。今度、直江津運転センターを訪れて、実際の再会を果たしましょう。
小学高学年では、音楽だけではなく、蒸気機関車にも魅せられていました。生き物のような力強い迫力と熱量、リズミカルな音が今でも体感として残っています。音楽にしてもベースやドラムに魅せられていたように、力強い重低音には昔から惹かれていたのです。今から思えば、生き物のように感じたのは、蒸気機関車はとてもエネルギッシュで、四大元素が見事に感じられたからかも知れません。しかし、音楽、絵画、写真と、好きなものって、50年経っても変わらないものですね。
上の写真は、上越タウンジャーナルから借用したもので、下の古い写真は50年前、小学生の時に撮影したD51 827号機です。木曽福島機関区と、上松駅と倉本駅間で撮影したものです。昔は自由に機関庫に入れたのです。