熊撃退スプレー
- 2020/11/18
- 越後奥寂庵
昨夜、東京での個人セッションを終えてから奥寂庵に向かいました。先月熊と遭遇した場所を通り過ぎる際、少し身構え、助手席に熊撃退スプレーを準備してスピードを落とし、真っ暗闇のなかで前方に意識を集中させました。しかしながら今回は、熊とは遭遇しませんでした。安堵感もありましたが、熊との再会を楽しみにしていたので、残念でした。
数多くの個人セッション、オンラインプログラムのガット・ライフ、関西大学・セロトニンDojo・アーユルヴェーダ交流会での講義などなど、東京では楽しくも忙しい日々を過ごしてきましたが、深夜、奥寂庵に到着して満天の星空を見上げると、自然と深呼吸が起き、安堵の気持ちが湧き上がるのです。
ただ、奥寂庵は奥寂庵で、サツマイモ・サトイモ・大根・カブの収穫と手洗い、夏野菜の片づけとマルチ剥がし、2台の車のタイヤ交換作業、雪囲いの設置、その間にオンラインプログラム「ガット・ライフ3回目」「インテグラル・ライフ・プラクティス2回目」と、やること盛りだくさんです。
ちなみに、この熊撃退スプレーは、ヒグマにも対応可能な、アメリカ森林警備隊が採用している強力なものです。しかし強力過ぎて、風下で飛び散った粒子を浴びてしまうと人間にもかなりの刺激が及ぶとのことなので、ツキノワグマ用のものにすればよかったと反省。もちろん、強力と言っても殺傷するためのものではなく、自然由来の催涙剤によって退散させるためのものです。奥寂庵でこのスプレーを観ると安心しますが、東京で車に積んであるスプレーを観ると違和感しか湧いてきませんでした。面白いものです。