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インナーサイレンス・リトリート 2日目
- 2013/4/28
- リズムセラピー研究所, 越後奥寂庵
リトリート2日目の朝、ブナ林へ向かう前に、大地と自然に感謝の気持ちを捧げているところです。常に自然との関わりはGive And Take。自然を搾取するだけでは、自然、神への冒涜となりますから。
前日は雨と雪崩れによってクレンジングされたおかげで、2日目は快晴のなか、それぞれがブナ林に入っていきました。途方もない自然のなかで何を想い、何を感じているのでしょう。
自然の大きさから比べると、人間の小ささを実感します。だからこそ、私たちは謙虚になれるのではないでしょうか。
ある参加者は大地に横たわっていました。母なる大地に委ねた感覚はどうだったのでしょう。
スケールの大きなブナ林の力強い生命力は素晴らしかったのですが、それと同じくらい、大きなブナの木の陰にあった小さきいのちにも感動しました。それぞれ役目が違うだけで、いのちの重さは変わりません。私たちにも役目があり、大勢の人の注目を浴びて賞賛を受ける存在もあれば、目立たず、人知れずに謙虚に生きている存在もあります。自分の価値を実感するために私たちは人に認められようとしていますが、仮に誰ひとり認めてくれなくても、役目が異なるだけで、いのちの重さには変わりはないのではないでしょうか。そんなことを、このいのちは教えてくれました。
皆さんがブナ林から持ち帰ったギフトで造った祭壇です。
夜は、ハーモニーとサイレンスの時間でした。ハーモニーの時間が終わった後に自然と出来たトーンチャイムのサークルです。素晴らしい時間でした。