BIPS 講演会のご報告
- 2019/9/14
- BIPS
今日は、渋谷にて「トラウマに対する神経生理学に基づく身体心理療法的アプローチ」の講演会を行いました。モーリッツィオは、トラウマを抱えるクライアントに長年、心理療法を行ってきた臨床経験豊富なバックグラウンドを持ち、かつミラノ大学医学部で教えていることもあり、事例を絡ませながらの講義はとても分かりやすく、最新の情報を提供してくれました。
講義1時間、質疑応答1時間でしたが、皆さんからの質問がとても当を得ていて、あっという間に2時間が過ぎました。皆さんは、まだまだ聴きたいことがあると思います。それは明日明後日の「専門家向け短期セミナー」に持ち越しましょう。
身体を取り入れた心理療法(ボディサイコセラピー)の歴史は古く、日本でも30年以上の歴史があるにも関わらず、日の目を見ることがなかなか出来ませんでした。神経生理学が発展したお陰で、ようやく専門家の皆さんに注目をされ始めたことが、今回の講演会でよく分かりました。明日明後日の「専門家向け短期セミナー」が、さらに楽しみになりました。
また、BIPSの4期生、3期生、2期生も参加し、同窓会のようで楽しくもありました。現在1年目の4期生、そして卒業生たちにとっても、セラピスト養成トレーニングとはまた違う切り口でしたから、有意義な時間だったことでしょう。
開催をしてよかったと感じた2時間でした。