フェーン現象で猛暑の折り、上越市高田にある浄興寺を訪ね、本堂にて打ち合わせをしました。10月27日(日)の18時から、ヴェーダンタ哲学のマスター、スワミジ(Swami Anubhavananda)の講話会を、浄興寺にて開催する方向で進めています。
浄興寺の正式名称は「歓喜踊躍山 浄興寺」。親鸞聖人によって創設された由緒正しいお寺で、親鸞聖人自筆の書物が多く残され、親鸞聖人の御頂骨が安置されている本廟(墓所)もあります。
私は、親鸞聖人に惹かれた10年前から浄興寺に興味を持ち、何度か訪れています。個人的には山号の「歓喜踊躍山」に惹かれました。勝手な解釈ですが「歓喜で踊り、躍動するお寺」って素晴らしいと思ったのです。自分の闇に向き合うことを通して浄土に辿り着いた親鸞聖人だからこその歓喜のように思うのです。浄興寺は、由緒正しいお寺であるにも関わらず、地域に開いているのも、親鸞聖人の教えのように思います。
スワミジは、難解なヴェーダンタ哲学を凡夫の私たちにも分かりやすく伝えてくださいますし、何よりスワミジの根本的在り方は「愛と喜び」ですから、浄興寺で講話会を行うのは、宗派は違えど相応しいと感じています。
28日から30日まで奥寂庵で行う瞑想リトリートとともに、詳細が決まり次第、お知らせします。