自然との対話
- 2016/5/26
- 越後奥寂庵
昨日、耕耘機と刈払機の部品を取扱店まで取りに行き、ホームセンターで農作業用品を買って帰ると、Chrsitineは居ませんでした。何処かに散歩に 出かけているのだろうと思い、耕耘機と刈払機のメインテナンスをしていたところ、Chrsitineから「裏道で大きな動物に出会っている」とメールがあり、 慌てて軽トラで駆けつけました。すでに動物は居なくなっていましたが、話を聴くとどうやらカモシカに遭遇したようでした。最初、カモシカは高いところからChrsitineを見下ろし、その後、Chrsitineが奥寂庵に戻ろうと歩いている道の真ん中に、どんと立ちはだかったそうです。
以前、私も同じ場所でカモシカに遭遇したことがありますが、カモシカは普通の鹿と比べて野性的で何とも凄い存在感なのです。何処か、この森の「ぬし」のような、神がかった存在なのです。ですから、他の土地から来たChrsitineを、この大地の「ぬし」が確認するために見下ろし、そして目の前に立ちはだかってこの土地に居ることを許したような気がしました。Chrsitineもそのように感じていました。