農業体験のモニターイベント

あまり考えたことはなかった問いが、最近、頭に浮かんでいます。その問いとは「なぜ、自然のなかで土に触れて農作業をすると嬉しくなり、私は満たされるのだろう」というものです。その問いに頭を巡らせていると、子供の頃にどろんこ遊びをしたり、雨が降って水溜まりが出来ると喜んで水溜まりで足を踏みならしたりしていたことが思い出されます。五感で味わう喜びはもちろんありますが、それだけではないような気もするのです。東京での仕事では経験できないことをしているから嬉しいのかも知れないとも思います。これが毎日の仕事となったら嫌になるものでしょうか。それこそ考えていては分からないことであり、身体を使って実践していかないと分からないことなのでしょう。

ゴールデンウィーク中、友人と、越後奥寂庵でリトリートを行う際にスタッフとしてサポートしてくれているリズムセラピー研究所研究員が、農業体験をしに越後奥寂庵に来てくれました。彼らが来てくれたおかげで農作業がはかどりました。そして、写真を観て頂いて分かると思いますが、自然のなかで土に触れて農作業をして嬉しくなるのは、どうやら私だけではないようだということです。皆にとって楽しく豊かな時間でした。この期間中、来ることを予定していた他の研究員が来られなくなったり、農作業をしに来たいと言ってくれた友人たちをまだ受け入れ体制が整っていないためにお断りしたりと、いろいろと予定が変わりました。この場をお借りしてお詫びいたします。越後奥寂庵の受け入れ体制は夏までに整う予定ですので、整い次第告知します。農業体験を含む「いとなみワークス」に興味のある方は、どうぞお楽しみに。