ニンニクの芽
- 2015/11/9
- 越後奥寂庵
3週間前に72個ほど植えたニンニクが、芽を出しています。2~3週間後には初雪が降り、来年2月になるとこの畑の上には4メートルほどの雪が積もることになります。ニンニクは半年間は雪の下ですが、その間、ニンニクはしっかりと根を張り、栄養分を蓄えるのです。「雪に閉ざされた空間でしっかりと根を張り、エネルギーを蓄えて深化させる」というのは、人間にも言えることなのかもしれません。一昨日、十日町市地域おこし実行委員会委員長が、最後にこのような言葉で挨拶を締めくくっていました。
「雪は人間を温かくする。だから雪国の人は心が温かい。人のぬくもりに触れにこの場所に来てください。」
そろそろ雪に備えなくてはなりません。窓に雪囲いをして、スコップと雪ダンプ、それにかんじきをチェックしなければなりません。別世界がもう、すぐそこまで来ています。