- Home
- リズムセラピー研究所, 越後奥寂庵
- ヒーリングパルス・リトリートのご報告
ヒーリングパルス・リトリートのご報告
- 2014/10/15
- リズムセラピー研究所, 越後奥寂庵
- Nikon D4s, Nikon D800
ヒーリングパルス・リトリートが昨日で終わりました。打ち合わせや掃除などの準備、期間中の様々な手配、そして終了後の片付けや事務処理など、開催にあたってやることはとても多いものですが、皆さんが輝く姿を観ると、それだけの労力を掛けた甲斐があると感じられますし、開催してよかったという気持ちが湧いてきます。今回お会いした方々すべてに感謝です。
何よりも、ニューヨークから遠路遙々越後まで来てくれたグレンとロワールに感謝です。アメリカではドラマーの殿堂入りが1年に3名だけ選出されるそうなのですが、今年は3名のうちの1人が、グレン・ベレズ(Glen Velez)なのです。ちなみに、グレンとともに今年選出されたのが、ジャズドラマーで有名なアート・ブレーキーだそうです。来月、殿堂入りコンサートがインディアナポリスで行われ、そこにグレンとロワールも出るとのこと。そのような素晴らしい二人と、越後奥寂庵に居ることは夢のようでした。
3日間、パルスというものを頭で考えるのではなく、思考をふるい落とし、身体(特に下半身)に委ねるために、パルスを感じることをしていきました。というのは、パルスは思考によって制限されることで、見失ってしまうからです。
ですから、思考をふるい落とすために身体をどんどん使い、どんな人の内側にもある、子どもの質(Free Child)を活性化していきました。時間が経つにつれ、皆さんの身体の動きがスムーズになり、頭で考えて動くのではなく、自然と身体が導いているのが見えました。
初日は、都会でのストレスを癒して頂くために、日本三大薬湯のうちの一つ、松之山温泉に皆さんをお連れし、その後に宿泊施設「庄屋の家」にチェックインしました。夕食を済ませてからは、彼らのミニコンサートでした。コンサートの前には、温泉で解れた身体をさらにリラックスして頂くためにボディワークの時間も設けました。
ミニコンサート後、一日のクロージングをしなければいけないのに、あまりの凄さに圧倒されて、思考が働かず言葉が出てきませんでした。第三の眼が活性化している感じだったのですが、グレン曰く、フレームドラムはシャーマニックな楽器だという説明で腑に落ちました。
2日目、越後奥寂庵の2階では、フレームドラム、シェイカー、ドラム言語、ムーブメントが溶け合う、豊かな時間になりました。グラミー賞を4度受賞しているフレームドラムの巨匠から身近に教わる機会、何と恵まれた時間だったことでしょう。
3日目には、Active Listening(能動的傾聴)の時間がありました。グレンとロワールの奏でる音に耳を澄まして、そこから内的に生じてくることに意識を向けるものです。演奏の素晴らしさはもちろんですが、シャーマニックなもので、皆さんを内なる旅へと導いてくれました。
3日目の最後のセッションの写真です。この写真を撮影する前まで、部屋の外で事務処理をしていましたが、部屋に入った時のエネルギーが、何と濃密だったことでしょう。凄かったです。
ご参加頂きました皆さん、本当にありがとうございました。