スワミジの素晴らしさ
- 2019/11/6
- 越後奥寂庵
ツーショット繋がりでもう一枚。スワミジ(Swami Anubhavananda)との写真です。名古屋と京都でのスワミジによる講話の録音を、奥寂庵では農作業をしていない時に、東京オフィスでは仕事がない時間帯に、何度も何度も繰り返し意識を集中して聴いています。
スワミジは、マインドについて簡潔に分かりやすく、例えを豊富に用いながら説明をされ、それとともにマインドをどのように扱うか、実践するための具体的方法を教えてくださいました。私がようやく受け取る準備が整ったのもあると思いますが、30年前からマインドについて本を読んできましたが、これほどまでに腑に落ちたのは初めてです。
難解と言われるヴェーダンタ哲学を熟知し、スワミジの先生からの教えを実践されてきたことを、インド哲学を殆ど知らない私にも分かるような言葉で説明してくださったことは、大変説得力がありました。
よく言われることではありますが、西洋の心理療法は、マインドのなかにあり、マインドを整えていくイメージがしっくりきましたし、インド哲学はマインドの働きを外側から理解し、如何にマインドの働きを抑制していくかに長けていると今回はっきり思いました。30年近く前に「セラピーは瞑想の土壌となる」というニュアンスの言葉をOSHOの本で読み、自分のプロセスから本当にそうだと実感していますが、とにかく今回のスワミジの言葉は今の自分にヒットしています。自分で実践していて目から鱗です。
二人きりになった時に、簡単に私がしていることをお伝えし、私に相応しいと思うご著書を紹介して頂きました。誕生日前日に通販で届いたので、私にとっての誕生日プレゼントになりました。