アジア学院 2019年度学生と研究科生の紹介ビデオ
- 2019/8/16
- 越後奥寂庵
アジア学院の2019年度の学生と研究科生の自己紹介ビデオです。10月31日から5日間のリーダーキャンプでは、彼らと一緒に食事を取り、農作業も行います。4日目の夜には、外でバーベキューをしながら一緒に唄ったり踊ったり太鼓を叩いたりする予定です。また、彼らの体験談に耳を傾ける機会もあります。
彼らは、観光ではまず訪れることのない貧困地域、紛争地域から来ていますので、彼らとともに過ごす時間は大変貴重になります。彼らと触れあうことによって、世界のなかに、日本人にとって当たり前であることが当たり前でない環境があることが分かるでしょう。それでも、アジア学院で出会う彼らのなかに、日本人よりも明るく元気な健全性を見出すことも多く、「豊かさとは何か」という問いを自問自答せざるを得ないのです。
「彼ら」という言い方をしましたが、アジア学院では「生徒(Student)」とは呼ばず、「参加者(Participant)」と呼びます。その理由は、アジア学院は、教師から教わるだけではなく、参加者同士が学び合う場だからです。例えば、有機農法を学ぶとしても、それぞれの地域では気候風土が異なりますから、教師は、日本で通用する有機農法を教えるのではなく、有機農法の原理を教え、参加者みんなで、それぞれの地域にある資源をどのように活かして有機農法をするかを考えていくのです。そういう意味では、教師は、みんなが意見を言いやすくするサーバントリーダーと言えるでしょう。
「競争」ではなく「共生」社会を創るリーダーの素養を養うプログラムには、アジア学院ほど相応しい場所はありません。アジア学院のモットーは「共に生きるために」で、実際に「共に生きるために」サーバントリーダーシップと有機農法を長い間実践し、かつ指導していますから。
【土に生きる未来学 特別プログラム】
~いのちを活かす共生リーダーキャンプ~
https://www.ari-edu.org/2019/07/12/leadercamp/
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