BIPS公開連続講座 第2回のお知らせ

昨日一昨日と「BIPS公開連続講座 第1回」を東京都文京区で行っていました。やはり人に教えること、そして人が変わっていくプロセスに共に居ることは、喜びだと実感しました。まだ始めたばかりで少人数ですが、親密さがあるいいグループです。途中からの参加も歓迎します。

今週末、BIPS公開連続講座 第2回を行います。テーマは「セラピストの役割と『からだ』を扱う意味をボディワークを通して学ぶ」です。

ボディワーカーにとって手技は必須であり、手技と身体に関する知識を学べば学ぶほど、実際にサポートできることが増えます。しかし、クライアントに施術をしていて、「どうもこの症状は心の状態が反映されている」と感じるなら、手技のメソッドだけではなく「どのようにクライアントの状態に寄り添えるか」という別の要素が大事になってきます。

ボディワーカーがクライアントの身体に触れる時、プロフェッショナルな在り方で心理的距離を持ちながら手技を使うのは、双方にとって安全です。ただ、ボディワーカーが身体に触れながら心に寄り添おうとするなら、クライアントにとって諸刃の剣となります。安易な気持ちではそのように触れてはなりません。それだけ身体に触れるのはパワフルなのです。では、どうすればいいのでしょう。今回の講座では、そのようなことをテーマに行います。今回の講座一回でそれが全て分かるようになるということではありません。身体に触れる寄り添い方を学ぶには長い時間が必要です。ただ、そのようなことに興味を持って貰える人が増えるきっかけになるといいと思っています。

詳細、及び問い合わせ、申込み先はこちらよりお願いします。
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BIPS公開連続講座 第2回
セラピストの役割と「からだ」を扱う意味をボディワークを通して学ぶ
11月3日(土)/4日(日)両日とも 9:30~16:30 場所:新宿区

第2回は、ボディサイコセラピーにおけるセラピストの役割と在り方についてお話しします。心理療法を行う場合、セラピストに対して相談者が安心して心を開き、時には家族や親友にも話をしたことのない悩みや葛藤を打ち明けられるようになるためには、日常での関係性や利害関係から離れた空間が必要であり、かつセラピストの関わり方、在り方が大変重要になります。心理療法の臨床現場は、日常での出会いとは異なる次元で、深く出会う場になるわけですが、そのような特殊な場でセラピストはどのように居ればいいのでしょう。そのようなことを掘り下げて話す予定です。これは一般論だけではなく、贄川が25年間に渡ってトレーニングの場で、世界で活躍する国際トレーナーと過ごすことによって学んできたことと、贄川自身がセラピストとして活動してきて体得してきたことからもお話しします。

そして、セラピストの役割と在り方とともに、今回もう一つテーマを設けます。それは、ボディサイコセラピーでは、何故、心理療法に「からだ」を導入しているか、ということです。端的に言えば「からだ」と「こころ」は分けられるものではなく、密接に繋がっているからですが、そのことを説明した後に「からだとこころがどのように影響しあっているか」を、簡単なエクササイズを通して実際に体験して貰います。そして、直接からだに触れるボディワークを通して、セラピストの在り方を学んでいく予定です。これは、ボディワーカーにとっても有益な学びとなることでしょう。

最後は、ボディワークを用いて「からだとこころ」を解放していくペアワークを体験してみます。

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