8月にはフランスからバイオダイナミックス学派のクリスティアーニ女史を招聘して、BIPS 公開ワークショップを行います。ボディサイコセラピーやマッサージに興味のある方のみならず、チャンティングの治療的技法について興味のある方にもお勧めのワークショップです。
クリスチアーニ女史は、心理療法にマッサージを多用するバイオダイナミックス学派のトレーナーですが、同時にチャンティング(祈りの歌声)の研究を30年間続け、音による治療技法を作り上げている素晴らしいトレーナーです。バイオダイナミックスは、ダイレクトにコア(本質)に焦点を当てる学派なので、それ自体スピリチュアルな側面を持っていますが、身体、心、スピリット、そして音、チャンティングの治療的側面に興味のある方のご参加を心からお待ちしています。会場はまだ未定ですが、越後奥寂庵(Echigo Inner Silence Space)で行う可能性が高いです。
【BIPS 公開ワークショップ】
日 程:8月28日(金)〜30日(日)
講 師:Christiane Lewin(クリスチアーニ・レヴィン)
クリスティアーニ・レヴィン女史の略歴
フランス・モンテペリエ在住。フランスでのバイオダイナミック心理学のトレーニングプログラムの責任者であり、ヨーロッパをはじめ、ラテンアメリカ、日本などで行われる国際トレーニングのマネージャーを務める。また、ヨーロッパボディサイコセラピー協会では6年間、倫理委員会委員として活躍する。1977 年にボディサイコセラピーを用いて精神病院で心理療法家として働き始め、バイオダイナミックス学派、指圧、鍼灸を同時に学ぶ。この30年間は、祈りの歌声の研究を続け、それをボディワークセラピーの臨床に活かし、音に関する治療技法全体を丹念に作り上げている。また、夢、象徴、イメージ誘導、肯定的退行、リペアレンティングなどのワークを深め、境界例へのトリートメントの研究も行う。