冬支度
- 2014/11/28
- 越後奥寂庵
昨日は越後奥寂庵の冬支度、豪雪地帯ならではの雪囲いを行ってきました。遠くの山にはすでに雪が積もっていました。もう雪景色が間近に迫っています。
雪囲いを行う前日のことです。越後奥寂庵の後ろにある林道を散歩中に、動物の大きな糞を見つけました。「この辺りは雪深いので大きな動物は生息できないし、熊はもっと山深い妻有辺りにしか出ない」と地元の人に聴いていたので、この糞は何の動物のものだろうと不思議に思っていました。先ほど上越市のサイトを観て驚きました。「今年は熊の餌となるブナやドングリの実が不作なため、柿を食べに民家近くに出没している」とのことで、調べてみると両隣の集落ともにツキノワグマが出没していました。きっとあの糞はツキノワグマのものです。新しい糞だったので、本当に遭遇しなくてよかったです。これからは鈴を持ち歩きます。
雪囲いを終えてから帰路に着きました。400kmの長距離運転でしたが、最後に夕焼けが目の前に広がり、一気に疲れが吹き飛びました。寒くなると空が澄み渡るので、これから空の撮影が楽しみです。