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魂と繋がる歌の唄い方 女神山スペシャル・リトリートのご報告
- 2014/10/20
- リズムセラピー研究所
- Nikon D4s
10月17日から19日までの3日間、長野県上田市にある女神山ライフセンターで、「魂と繋がる歌の唄い方〜女神山スペシャル・リトリート」を、ヒーラーでありヴォーカリストでもある本郷綜海さんと一緒に行ってきました。
私が手伝わせて頂いてから4回目となりましたが、今回のテーマは「死と再生」でした。初日から0時過ぎまで野外で手放すための儀式を行いました。森のなかで星空を眺めながら、火を囲んでドラムを叩くというのは、野性が目覚めるものです。翌日の夜は、ボディサイコセラピーのメソッドを用いて再誕生のワークをリードさせて頂きました。私は12名の参加者の助産師役として、胎内体験と誕生という感動的体験に立ち会うことができました。
「魂と繋がる歌の唄い方」というのは、本郷綜海さん独自のアプローチで、歌を通して誰もが持っている枠組みを少し広げて魂からの表出を促す、ということをしていきます。私たちは、リズム、エネルギー、身体の使い方、呼吸、感情、音域、声質、内向外向、自律神経系など、誰もが何らかの傾向を持っています。それがその人らしさとも言えますが、環境による条件付けによって制限されている、という意味合いも大きいのです。このリトリートでは、これらの条件付けられた枠組みを少し広げることをしていきます。それには多少のリスクがありますが、広げることによって自由な表現、魂と繋がった表現になっていくのです。
今まで持っていた枠組みが窮屈に感じるからこそ、私たちは自由を求めますが、その枠組みを手放すことは怖いものです。なぜならばそれは「心理的な死」を意味するからです。一人ではなかなか手放すことができなくても、リトリートでは安全な場を提供するため、参加者は手放すことが容易になります。日常生活と離れた場所で、そのような安全な場を提供することは、このリトリートの大きな特徴となっています。
今まで持っていたものを手放すと、その人らしい輝きが自然発生的に表出されるのです。その表現の場に居ると、一人一人が掛け替えのない輝きを持っている、ということが感じられます。それはそれぞれを比較しようとする思考すら浮かんでこないほど、その人らしさと出会うことができるのです。
今回も素敵なメンバーと素敵な歌に出会えました。