今朝の実践での気づき

今朝のプラーナヤーマの実践で感じたことです。

心身にとって十分なスペースがある時には呼吸は楽になり、自分自身に戻ってきた感覚になります。「何でそんなに外にばかり居て忙しくしていたのだろう。自分は内側にこうやって閑かに待っているのに」という気持ちになり、その自分と一緒に居ると、呼吸をしているだけで満ち足りた感覚になるのです。

でも、実践中にマインドに「〜をしなければ」という思考がやってくるだけで、呼吸は苦しくなり座っていることが難しくなってしまいます。

緊張は誰か他の人になろうとすると起きます。 現実に対応する自我レベルであれば、それほど緊張はしません。行動に向かうためのエネルギーチャージから適度な緊張は生じますが、それはエネルギーをスタックさせることはありません。超自我レベルでマインドが働くと嫌な緊張が生じるのです。

皮肉なことに、社会のなかで目に見える形での成功を、過剰に求めようとする努力は、結果として自分自身から離れていってしまうように私には感じられます。

親鸞聖人の言われた「はからい(自力)」ではなく「他力」に委ねる大切さは、心理療法を通じて感じてきたことですが、今朝、あらためてその意味を理解できたように思いました。

そんな朝でした。

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