プラーナヤーマで思ったこと
- 2014/9/9
- プラーナヤーマ
今朝、プラーナヤーマの実践中、面白いことに気づきました。今の自分に合うカウントで呼吸をしていて、「このままずっとこの呼吸を続けたい」と思うくらい心地よさを味わっていた時です。今まで淡々を数を数えることに集中していたのに、何を思ったのか、その時に1呼吸のカウントを足してみたのです。「1分間に1呼吸しかしていないんだ」と思った瞬間、身体が緊張して呼吸が苦しくなりました。
別の呼吸法で同じようにカウントを足して、今の自分に合う呼吸が2分間に1呼吸だということが分かると、「それでも平気なものなんだ」と思えて、呼吸に関する条件付けが外れた感じになりました。面白いものですね。
マインドの威力を実感した実践でした。私たちは如何にマインドに影響を受け、自分で制限を掛けているか、ということがよく理解できました。
最近、「不食」の本を読みましたが、同じようだと思いました。不食の実践者の皆さんが言われているのは共通していて、「無理をせず、時間をかけて身体を慣らしていく」「身体のメッセージを聴く」「食べなければ死ぬという思い込みを手放していく」というものです。
「不食」をしていくと、恐れや不安が無くなっていくと書いてありました。呼吸も摂食も本能的なものですから、「それが出来なくなる」という恐怖は相当なものですが、呼吸や摂食に関する条件付けが外れていくと、もしかしたら恐れや不安は本当に減るのかもしれません。
そんなことを今朝、思いました。