「越後里山怪談」のお知らせ

8月9日に、ほくほく線松代駅近くにある「農舞台」で、「越後里山怪談」というアート&文芸のイベントがあります。越後妻有里山協働機構の関口さんの紹介文には、「越後は民話の宝庫だそうで、見えない世界(土地の心の風景)を掘り起こしていく」と書かれていました。

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「越後里山怪談」のお知らせ

このイベントでは、舞踏家で民俗学者である森繁哉さんの対談や舞踏、朗読もあるとのことです。現在、森繁哉さんは、十日町市まつだい郷土資料館館長を務められていて、昨年、その場所での舞踏を観に行ったことがありますが、土着的な空間を創られていたのがとても印象的でした。

「越後里山怪談」のお知らせ

以前から、越後奥寂庵に滞在していて、「土地の持つ心」に触れること、自然からのメッセージを受け取りやすく自然界との対話が生じやすいこと、自然界だけではなくそこに住む人々と物理的距離を超えた共時性が起きやすいことを、肌身で感じてきました。そのことから、「ここに住む人たちは妖怪なんじゃないか」と、冗談でよくここを訪れる人達に話をしてきました。今回のイベントは、まさにそのような妖怪のお話のようで、とても惹かれます。

「越後里山怪談」のお知らせ

越後は、日本人としての集合的無意識との境界が曖昧な地域と呼んでもいいかもしれません。人によっては怖く感じる場所ですが、魂の深みに触れてみたい人にとっては、この上もなく惹かれる場所となるでしょう。

「越後里山怪談」のお知らせ

画像はすべて、昨年、まつだい郷土資料館で撮影した森繁哉さんの舞踏です。

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