神の使い
- 2013/7/29
- 越後奥寂庵
This is the 2nd floor of Echigo Inner Silence Space where I have possessed for programs and retreats. I can feel Silence and Japanese Spirituality inside easily when I sit on this floor in the evening.
今日は雨だったので、夕方、越後奥寂庵の2階で静かに過ごしました。涼しい風が部屋を通り抜ける心地いいひととき。目を閉じると、小川の流れる音とヒグラシの鳴き声に包まれる空間に、遠くからカラスの鳴き声が聞こえてきました。典型的な里山の音です。「この自然の音のなかで、誰かがピアノで『故郷』を弾いてくれたら」・・・と思わずにはいられませんでした。
このような自然に囲まれた越後奥寂庵に、もっと多くの人に来て貰いたい、とあらためて思いました。
This is a firefly on a screen door of Echigo Inner Silence Space. I felt a firefly as a familiar of the god. This firefly brought me “hope”. Because it is not the season to fly.
今日、山梨から越後奥寂庵にやってきました。天気予報からこの二日間、雨が降り、草刈りはできないのは分かっていましたが、行政にある相談をするためにやってきたのです。でも、私の勘違いで、思い通りにことが運びませんでした。
そのことに執着していなかったので、結果は成り行きに任せようと思っていましたが、多少残念な気持ちもありました。
夜になり、網戸にホタルが2匹、とまりました。例年よりも今年はホタルの時期は早く、6月下旬だったとお隣りさんから聴いたばかりだったので、「何でこの時期に?」と不思議に思いました。そのホタルを見ていたら、ホタルが神の使いとして「希望」を運んできたように感じたのです。そう思った瞬間、2匹とも飛び立ち、暗闇の方に消えていきました。
神と呼んでも何と呼んでもいいでしょう。いずれにしても、自分よりも大きな見えない存在は、自然を通してメッセージを送ってくれる、ということをあらためて感じました。