なごやULTLAプログラムのご報告
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昨年までは、鎌倉市教育委員会主催「かまくらULTLAプログラム」にナビゲーターとして関わってきましたが、今年は名古屋市教育委員会主催「なごやULTLAプログラム」に関わらせて頂きました。
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なごやULTLAプログラムには「じぶんのプログラム」「くらしのプログラム」「あきないのプログラム」「しぜんのプログラム」という4つのプログラムがあります。私はこのうちの「くらしのプログラム」でナビゲーターを務め、「しぜんのプログラム」ではコミュニケーターを務めました。
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「あきないのプログラム」にも関わる予定でしたが、8月の開催日に丁度、台風10号が関西に上陸したために、名古屋まで足を運ぶことが叶わず、断念しました。
しかしながら私にとっては、なごやULTLAプログラムは初めてだったため、会場の視察、打ち合わせ、子どもたちのフォローアップと、プログラム以外でも名古屋までよく通いました。
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子どもたちと関われば関わるほど、各々のなかに独自の豊かな世界があり、その内なる世界を深め、広げるために子どもたちは好奇心をもって外界を観ている、ということが分かります。私たち大人は、子どもたちの内的世界を尊重し、守ることが役割なのではないでしょうか。外界が徐々に意識され、内的世界とのギャップに悩みながら、内的世界を外界に如何に適応させていくかを模索する思春期になるまでは、家族を含め、周りの大人たちは子どもたちの内的世界を育む器になりましょう。