一年漬け込んだ沢庵
昨年11月に漬け込みをした沢庵ですが、86kgも漬け込んだこともあり、一年経ってもまだ残っていました。幸いなことに、鎌倉市教育委員会主催のかまくらULTLA「森のプログラム」で、沢庵を子ども達に食べて貰う機会を得ることができました。樽から一本取り出し、試食。長い漬け込み期間のために塩が強いほかは、美味しく戴くことができました。塩の保存能力をあらためて実感です。
塩抜きをしてみると、丁度いい塩梅に落ち着きました。これなら子ども達に食べて貰えると自信を持ち、東京に持ち帰りました。
プログラム前夜に塩抜きをし、当日朝にプログラム会場となる北鎌倉の浄智寺に持参。昼食時、子ども達はもちろんのこと、教育委員会の皆さんを含め、その場に居た全員に食べて貰いました。自家製で素朴な味なので、気に入って貰えるか、多少の不安はありましたが、その思いは杞憂に終わり、とても美味しいと皆さんに気に入って頂けました。
土作りから始まり、種を蒔き、育て、収穫して干し、長い間漬け込んだ沢庵。手間と愛情を掛けた甲斐がありました。