提供する手法 毛細血管と血流の観察 毛細血管の状態を観察するメリット マイクロスコープを用いて毛細血管や血流の状態を観察することで、健康状態をより詳細に把握し、生活習慣の改善や体調管理に役立てることができます。全身の血管の総長は約10万km(地球2周半)ですが、その9割以上を毛細血管が占めていますので、毛細血管の状態を知ることは、ご自身の身体に起きていることを理解するためには有益です。観察方法は、利き手ではない手の薬指の爪床にオイルを塗ってマイクロスコープを当てるだけです。なお、当研究所においては、身体に起きていることへの理解を深めて頂くことを目的に用いておりますので、診断は行っておりません。 個人セッション時に毛細血管観察をご希望の方は、事前準備が必要なため、予約時にお知らせください。 1. ゴースト血管の発見と予防 ゴースト血管とは、血流が悪くなり消えてしまったり、機能しなくなった毛細血管のことです。これが進行すると、冷え、むくみ、肌の老化、免疫力低下などにつながります。早期発見することで、運動・食事・睡眠の改善や、血流を促す習慣を取り入れるきっかけになります。 2. アレルギー体質のチェック アレルギー体質の人は、毛細血管が炎症を起こしやすく、血管の形が乱れていたり、血流が滞っていることが多いです。花粉症やアトピー性皮膚炎の人では、血管の壁がもろくなっていたり、血流の異常が見られることもあります。血管の状態を観察することで、アレルギー症状の悪化リスクを把握し、対策を考えやすくなります。 3. 脂質の摂り過ぎによる影響の確認 脂質の過剰摂取によって血液がドロドロになると、毛細血管の血流が遅くなり、詰まりやすくなります。マイクロスコープで血流が停滞している部分や、血管の変形・詰まりを観察することで、生活習慣を見直すヒントになります。 4. 血流状態のチェック(冷え性やストレス) 冷え性の人は、毛細血管の血流が弱かったり、細くなっていることが多いです。ストレスが強いと交感神経が優位になり、毛細血管が収縮して血流が悪くなる傾向があります。マイクロスコープを使うことで、ストレスや冷えの影響を可視化し、適切なリラックス法や血流改善策を考えることができます。 5. 生活習慣の見直しと改善 血管の状態を継続的に観察することで、運動・食事・ストレス管理が血流にどう影響しているかが分かります。健康意識を高めるきっかけとなり、より良い生活習慣を続けるモチベーションになります。 頭皮の観察 先端のアタッチメントを交換するだけで、頭皮の状態も観察することが可能になります。特に頭皮の毛穴に詰まった古い角質や皮脂、老廃物などの塊である「角栓」の状態を観察できます。