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リズムセラピー研究所

The Institute for Rhythmtherapy

提供する手法

ヘルスリズムス

概 略

ヘルスリズムスは、アメリカで生まれた「複合的グループドラミング」による「科学的研究に基づいた健康増進プログラム」です。アメリカのパーカッション・メーカー「REMO社」と神経免疫学者でありMind-Body Wellness Centerの医療ディレクターでもあるバリー・ビットマン博士、そして音楽療法士でありドラムサークルを15年あまりにわたり実践してきたクリスティーン・スティーブンスらにより「音楽療法」及び「心身の健康」を目的に数々の臨床実験を通して開発されたプロトコルに基づき組み立てられた、継続的に楽しめるプログラムです。

「グループドラミング」によりサークルに同調と一体感が生まれ、同時に生体リズムを調整し、人間が生まれつき持っている自然免疫力の活性化を促します。実際に111名の健常者に対して臨床実験を行った結果、ヘルスリズムスではNK(ナチュラルキラー)細胞活性、LAK(リンホカイン活性化キラー)細胞活性、並びにDHEA対コルチゾル比が増大するという、免疫力向上やストレス低下を示す生理反応データが得られました。

また精神的なストレスによる疾病の予防にも、音楽はとても大きな役割を果たします。旋律やリズムは自律神経を刺激して心身のバランスを正常な状態へ引き戻すことが分かっています。つまり音楽を上手に用いれば、病をもたらすストレスと上手に付き合えるようになるのです。

日本において、気分を計る心理テストPOMSを、数千人もの参加者に対してヘルスリズムス前後で行った結果、不安、緊張、敵意、抑鬱、無気力、混乱などの陰性要因が減少し、意欲や積極性が増加するデータが出ています。

そして、東邦大学医学部統合生理学教室有田秀穂名誉教授との共同研究の結果、ヘルスリズムスに参加することにより、脳内神経伝達物質「セロトニン」の量が増えることが分かっています。

具体的に行うこと

プログラムは「複合的グループドラミング」を中心に組立てられたプロトコルで、さまざまな国のパーカッションを使い、10人~20人程度の参加者が輪状(サークル)で椅子に掛け、プログラムの進行を助ける、ファシリテーターのガイドによりリズムを打ち出します。 ヘルスリズムスは楽譜や演奏技術を必要としない、誰にでも無理なくやさしく楽しむことができる「全く新しい音楽の楽しみ方」です。60分のプログラムは10段階のプロトコルから構成されており、打ち解けあい、感情を表現し、参加者のリズムが同調し、コミュニケーションの絆をつくることができるよう組み立てられています。具体的なプロトコロルは以下の流れで行っていきます。

第1ステップ

【イントロデュース】
 自己紹介とプログラムについて簡単に説明します。

第2ステップ

【呼吸を整える】
 呼吸を整え、リラックスします。

第3ステップ

【緊張を解し打ち解ける】
 シェイカーなど小さなパーカッションを使って遊んだりアンサンブルを行います。

第4ステップ

【ドラミングの基礎】
 パーカッションの簡単な叩き方を紹介します。

第5ステップ

【リズミックネーミング】
 言葉で、リズムを表現します。

第6ステップ

【同調の構築】
 ファシリテーターの進行でドラムを叩いてリズムの一体感を創ります。

第7ステップ

【直観やひらめきによるビート】
 ドラムで自由に表現して貰い、参加者全員で即興の楽しさを味わいます。

第8ステップ

【内面からの共鳴】
 ドラムによって内面の感情や情動を表現します。

第9ステップ

【ドラミングを伴ったイメージ誘導】
 イメージをしていきながら、ドラムで表現します。

第10ステップ

【フィナーレ】
 呼吸を整えて、シェアリングをして終了します。

期待される効果

リズムが自然治癒力を高めてくれます

音楽は、精神的なストレスによる疾病や異常の予防に、とても大きな役割を果たします。旋律やリズムは自律神経を刺激して心身のバランスを正常な状態へ引き戻すことがわかっています。また、音楽は副交感神経の働きを高め、心と体にリラックスをもたらします。つまりヘルスリズムスのように音楽を上手に用いれば、病をもたらすストレスを回避できるのです。

古代人も知っていた、心に働きかける音楽の力

大好きな音楽で、沈んでいた気分が癒されたり、元気が出たりといった経験はありませんか? 古代ギリシャの哲学者たちも、肉体と精神の調和を取り戻す方法として、音楽は有効であると考えていました。歌をうたったり、楽器を演奏することも、ストレス発散や気分転換の有効な方法です。ヘルスリズムスでは、それをみんなでドラムを叩くことによって実現しました。

覚醒と平常心の神経、「セロトニン神経」を活性化してくれます

無理をすることなく適度な刺激によってドラムを叩くこと」「リラックス状態でありながら集中すること」「参加者同士が気持ちを共感し合うこと」などによって、セロトニンが増加することが分かっています。抑うつ傾向のある方は、継続的に参加することにより、セロトニン神経を元気にしていくことができます。

動画によるご挨拶

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