脳波測定
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脳波測定とは
当研究所では、脳の最適なリラックス状態に導くために、志賀式ニューロフィードバック装置を活用しています。この装置が脳波をリアルタイムで解析し、脳の状態をフィードバックしてくれますので、科学的客観的に自分の状態を理解することが可能となり、集中力の向上、ストレス軽減、深いリラクゼーション、内面の安定などに、自身の状態を持って行くことが容易になります。また、この装置の良さは、左右の脳の共鳴度が分かることです。
個人セッション時に脳波測定をご希望の方は、事前準備が必要なため、予約時にお知らせください。
脳波と周波数について
脳は活動状態に応じて異なる周波数の電気信号(脳波)を発しています。志賀式ニューロフィードバック装置では、主に以下の脳波を測定・調整することで、最適なリラクゼーションや集中状態へ導きます。
•β波(ベータ波)(12Hz〜26Hz)
緊張や不安、イライラしている時の大脳の活動状態を反映します。
•ファストα波(アルファ波)(11〜12Hz)
緊張した意識集中状態で、あまりゆとりがない時に現れます。
•ミッドα波(アルファ波)(9〜11Hz)
リラックスしていますが意識が集中し、頭が冴えている状態に現れます。
•スローα波(アルファ波)(7〜9Hz)
休息状態で意識が低下し、ぼんやりしている時に現れます。
•θ波(シータ波)(4〜7Hz)
うとうとした状態や深いリラクゼーション、創造的な発想をするときに見られる脳波。睡眠の浅い段階や瞑想時にも現れます。
•δ波(デルタ波)(0.4〜4Hz)
深い睡眠状態、無意識状態で現れます。
志賀式ニューロフィードバック装置で分かる特徴的脳波
• 7.8Hz(シューマン共振)
地球の自然な電磁波と共鳴するとされる周波数で、深いリラックスや安定した精神状態をもたらすと言われています。α波とθ波の境目で生じる脳波ですが、志賀氏の臨床研究において、この脳波が強く顕現すると病気が回復に向かう、必要な情報を掴む、エネルギーを取り込める、動物が寄ってくるなど、不思議な現象が盛んに起こるそうです。これは脳の奥にある脳幹が共鳴していることに起因するのではないかと、志賀氏は仮説を立てています。
• 10Hz(リラックスと集中のバランス)
α波の中でも特に安定したリラックスと集中を促す周波数。瞑想やニューロフィードバックトレーニングでよく活用される脳波で、知的活動にも集中できますし、身体のパフォーマンスが発揮され、芸術家の創作活動にも活かされる脳波になります。
左右の脳が共鳴するメリット
1. 集中力と創造力の向上
•右脳(直感・イメージ)と左脳(論理・分析)がバランスよく働くことで、創造的かつ論理的な思考がしやすくなります。
•学習や問題解決の際に、アイデアを生み出しつつ、それを整理しやすくなるため、理解力や発想力が向上します。
2. ストレスの軽減と心の安定
•左右の脳波が共鳴すると、脳全体の活動が調和し、ストレスや不安を軽減する効果があります。
•過剰なβ波(ストレス状態)を抑え、リラックスしながらもクリアな意識を保つことができます。
3. 直感力やひらめきの強化
•右脳が活性化すると直感力が高まり、より素早く本質を捉える力が強くなります。
•左脳と共鳴することで、その直感を言語化・論理化しやすくなり、実生活に活かしやすくなります。
4. 身体と心のバランス調整
•脳の左右のバランスが整うことで、自律神経の働きも安定し、心身の調子が整いやすくなります。
•睡眠の質が向上し、疲労回復がスムーズになることが期待されます。
5. パフォーマンス向上(スポーツや音楽など)
•スポーツ選手や音楽家が「ゾーン」に入るとき、左右の脳が高いレベルで共鳴していることが分かっています。
•繊細な動作のコントロールや、高い集中力を要する作業においても、左右の脳の共鳴が効果を発揮します。
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