初雪が降る前に
自然を相手にしていると、四季折々、「その時期にしかできないこと」がありますが、雪が降る前までに多くの作業を終えなければならないこの時期は、一番切迫感があるかも知れません。農作物を収穫しなければ、全てが駄目になってしまいますし、タイヤ交換、雪囲い、軽トラの車庫への移動を行わなければ危険が伴うからです。
ですからつねに天気予報を確認し、「いつ頃雪が降り出すか」を考え、そこから逆算して作業の優先順位を決めていきます。そこまで切迫感があるのは、4m近く雪が積もる豪雪地帯だからこそです。
タイヤ交換、雪囲いを終わらせてから、大根、カブ、里芋、サツマイモの収穫、ニンニクへの追肥、大根干し、来春に向けての堆肥のすき込み、農機具のメインテナンス、軽トラの車庫への移動を行い、無事全ての作業を終えることが出来ました。
今年は農作物がよく実りました。土作りを丁寧に行った甲斐があります。土壌を豊かにすれば自ずと作物は実るのです。人間も一緒ですね。
大根も太くて立派に育ったのはいいけれど、全て沢庵にするのなら、大きな樽が3個は必要です。12月は沢庵漬けに精を出しましょう。